スマホだけでYouTubeのサムネイルはつくれるか。実機で通した流れと、詰まる場所3つ(切り抜き・2MB・3840×2160)

スマホだけで、色を選ぶところからダウンロードまで通ります。1280×720のPNGは17枚中0枚が2MBを超え、3840×2160は3枚とも超えました。

この記事の数値は に測ったものです。

アップロードの上限(スマホから2MB・パソコンから50MB)は、に YouTube の公式ヘルプ(YouTube でカスタム サムネイルを追加する)で確認した内容です。仕様は変わることがあるので、最新は公式ヘルプをご覧ください。

先に結論

  • スマホだけでつくれます。色を選ぶところから、文字を打ち、顔写真を切り抜き、AIに背景を描かせ、ダウンロードするまで、 パソコンを一度も触らずに通りました。1枚の待ち時間は30〜60秒です。
  • 詰まる場所は3つです。顔写真の切り抜きの初回(約3MBを読み込みます)、アップロードの上限2MB(スマホから上げるときだけ)、3840×2160の1枚はスマホからは上げられないこと。
  • 1280×720のPNGは、本番でつくった17枚が0.19〜1.4MBで、2MBを超えたものは0枚でした。ふつうの大きさなら、スマホからそのまま上げられます。
  • できあがりの確認は、スマホのYouTubeと同じ縦並び・幅360pxで見ます。 大きく表示して決めると、読めない字を読めると思ってしまいます。

どう測ったか

「スマホでもできます」は、書く前に自分の手で通しました。 あわせて、スマホだけの人が実際に詰まる数字(読み込む量・ファイルの大きさ)を、 日を分けて測っています。

測ったことやり方測った日
スマホだけで最後まで通るかiPhoneのSafariで、色を選ぶところからダウンロードまでを1回通した(顔写真の切り抜きを含む)2026年8月28日
スマホから「大きく出す」を選んだときの所要とファイルサイズスマホから3840×2160で1枚つくり、秒数とPNGの大きさを記録した2026年9月3日
1280×720のPNGは2MBに収まるか本番でつくった直近20枚のファイルサイズを読んだ2026年9月8日
顔写真の切り抜きで、初回に読み込む量切り抜きに使う部品(WASM・モデル)を本番のサーバーから取り、圧縮された転送量を測った2026年9月15日

スマホだけでつくる流れ

流れはパソコンと同じで、画面が縦に長くなるだけです。 アプリの追加は要りません。ブラウザで開いて、上から順に進みます。

  1. 色と雰囲気を選ぶ。5つの中から1つ。小さな見本で見比べます。
  2. 型(文字の置き場所)を選ぶ。8つの中から1つ。選んだ色で描かれた見本が並びます。 スマホでは2列です。
  3. 文字を打つ。段ごとに1つの入力欄。改行は要りません。 顔写真を入れるなら、ここで「写真を選ぶ」からカメラロールの写真を選びます。 背景の切り抜きは、お使いのブラウザの中で終わります
  4. つくる。ここでGoogleログインを求められます(1回だけ)。 待ち時間は30〜60秒で、画面を閉じずに待ちます。
  5. 背景を選ぶ。ぼかしあり・なしの2枚が、幅360pxで並びます。
  6. ダウンロード。1280×720のPNGが、スマホの写真(ファイル)に入ります。 そのままYouTubeアプリの「サムネイルを変更」から上げられます。

8月28日に通したときは、この6つを途中で止まらずに抜けました。

詰まる場所1:顔写真の切り抜きは、初回に約3MBを読み込む

顔写真の背景を抜く処理は、サーバーではなくスマホの中で動きます。 写真の原本がサムネるのサーバーへ行かないためです。 その代わり、切り抜きに使う部品を最初の1回だけ読み込みます。本番から測った転送量はこうでした。

読み込むもの転送量(圧縮後)展開後
画像処理の本体(WASM)2.8MB9.6MB
それを動かすスクリプト0.05MB0.2MB
人物を見分けるモデル0.2MB0.24MB
合計約3.0MB約10MB

写真そのものは、処理の前に長い辺を1400pxまで縮めます。 スマホのカメラの写真は4000px級なので、そのまま処理するより軽くなります。 処理はスマホの性能に左右されるので、古い端末では待ち時間が出ます。

毎回この読み込みが起きるわけではありません。切り抜いた人物はアカウントに登録され、 2回目からは選ぶだけです。顔写真を使わないなら、この3MBは一度も読み込みません。

詰まる場所2:上限2MBは「スマホから上げるとき」だけ

YouTubeのサムネイルの上限は、アップロードに使う端末で違います。スマホからなら2MB、パソコンからなら50MBです。 スマホだけで完結させる人は、2MBが実質の上限になります。

では1280×720のPNGは収まるのか。本番でつくった直近20枚を読みました。

大きさ枚数ファイルサイズ2MBを超えた枚数
1280×720(ふつうの大きさ)17枚0.19〜1.4MB(中央値 約0.57MB)0枚
3840×2160(大きく出す)3枚2.2/2.4/8.7MB3枚

ふつうの大きさなら、スマホからそのまま上げられます。絵の中身で0.19MBから1.4MBまで幅がありますが、2MBには届きませんでした。 3840×2160は3枚とも超えています。1280×720の絵を各解像度に描き直して測った表は「サムネイルのサイズ」にあります(3840では14枚中11枚が2MB超)。

詰まる場所3:3840×2160は、スマホでつくれてもスマホからは上げられない

サムネるには、YouTubeが推奨する3840×2160で出す「大きく出す」があります(有料プラン)。 これはスマホからでもつくれます。9月3日にスマホから1枚つくったときは、61.2秒で3840×2160のPNGができ、大きさは2.17MBでした。

つまり、つくることはできて、スマホからは上げられない大きさです。 パソコンからなら50MBまで通ります。 サムネるでは、この選択肢を選ぶ前の画面に「スマホからは上げられません」と出しています。 スマホだけで完結させる日は、ふつうの大きさのままにしておくのが詰まりません。

確認は、スマホのYouTubeと同じ「縦並び・幅360px」で

できあがった1枚は、パソコンでは「1280×720の完成品」と「幅360pxに縮めて両隣にダミーを置いた帯」を並べて出しています。 スマホでは、これを1枚にまとめて、ダミーを上下に置きます。 理由は2つです。

  • スマホでは2つの大きさがほぼ同じになる。幅375pxの画面では、完成品が343px、帯の1枚が360px。並べると同じ絵が2つ見えるだけでした。
  • スマホのYouTubeは横ではなく縦に積む。横に流す帯はパソコンの並び方です。実物と違う姿で確認しても、判断がずれます。

どちらにしても、判断する大きさは幅360pxです。 なぜ360pxなのかは「サムネイルがスマホで読めるかは、幅360pxで確かめる」に書きました。

今日からできること

  • ふつうの大きさ(1280×720)でつくる。2MBに収まるので、スマホからそのまま上げられます。
  • 顔写真を使うなら、最初の1回はWi-Fiのある場所で。約3MBを読み込みます。2回目からは登録した人物を選ぶだけです。
  • 「大きく出す」はパソコンから上げる日だけ。スマホでつくれても、2MBを超えます。
  • できあがりは縦並びの360pxで見る。スマホの一覧で読めるかどうかは、その大きさでしか分かりません。

まとめ

  1. スマホだけで、色を選ぶところからダウンロードまで通る。待ち時間は1枚30〜60秒
  2. 顔写真の切り抜きはスマホの中で動き、初回に約3MBを読み込む。2回目からは選ぶだけ
  3. 上限2MBはスマホから上げるときだけ。1280×720のPNGは17枚中0枚が超えた
  4. 3840×2160はスマホでつくれるが、スマホからは上げられない。パソコンから上げる
  5. 確認はスマホのYouTubeと同じ縦並び・幅360pxで